■ 大文字山:冬の京都半日散歩 ■   2005/12/10 Sat

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関西遠征 2 日目は京都へ。市街地からもよく見える大文字山(夏の送り火で有名ですね)を歩いてきました。

東山駅→日向神社→大文字山山頂→火床→銀閣寺→烏丸今出川

京都は大学生の頃通っていたけれど、当時はハイキングや山歩きには全く興味なし。 大文字山を歩くなんて考えもしなかったし。というわけで初めての京都ハイキングでした。


朝のんびりしていたので、京都駅に着いたのが 11 時頃。ただでさえ日照時間が短い時期に、山歩きとしては常識破りの遅さ。
御池から地下鉄東西線に初めて乗る(昔はなかったのだ)。 蹴上で降りると一番近いのだが、ひとつ手前の東山で下車。いきなり寄り道しちゃうのだ。 久しぶりの京都なので一澤帆布(@東山知恩院前上ル)を覗きに。


一澤帆布は有名なのでご存知の方も多いだろうが.. 10 年ほど前この店でトートバッグを購入し、丈夫で便利なので気に入ってずっと使っている。 最近は、車での外出用に地図や水筒、定番 CD、iPod 用トランスミッタ、サングラスなどを放り込んであり重宝。 他の型もあるが、やはりこの大型トートが使いやすそうなので同モデルの色違いを選んだ。 10 年経っても同じ製品が現役であるってすごい(というか最近のモノが変わりすぎるのかもしれない)。 店舗はお客さんがいっぱいで大繁盛。ここっていまどき珍しくネット販売していないらしい。わざわざお店に行く甲斐があるというもの。


よく見たら内部ポケットのファスナー金具は新しくなっていた(右)。以前は YKK の普通のでした。

紙袋は嵩張るので断り、ザックに無理やりトートバッグを詰め込んでようやく出発。既に 12 時をまわっている。 蹴上で日向神社に入ると京都一周トレイルの道標がある。


イノシシが出るらしい。

分岐が多く、昭文社の山と高原地図だけでは判別が難しい。地形図も持っていなかったので、 要所にある京都一周トレイルの道標がありがたかった。 市街地から近いのにすっかり山の中。 上の方は少し雪が残る。ここでトレイルランも行われるらしく、トレーニングで走っている人もいる。



大文字山の山頂には先客が数人、寒い中お弁当を広げている。何故か登山記念の札が何枚か木にかかっている。○○中学何年何組、とかで寄せ書きがしてあったり。絵馬みたいなものか?? 山頂からしばらく歩くと火床に出る。送り火のとき火をつけるところで、山頂よりも展望が開けていい感じ。
銀閣寺側から、山頂まで行かずに軽いハイキングがてら火床まで往復する人が多い。確かにこちらの方が短時間で好展望が得られる。


山頂の木にはお札(?)が。右は火床からの展望。

銀閣寺の参道に出るといきなり観光客が大勢いて別世界。烏丸今出川まで、歩道をてくてく歩き。途中振り返ると大文字山がよく見える。 今出川通りは車が多く空気が悪かった。
地下鉄で京都駅に戻り、慌しく新快速に乗り込み神戸へと向かったのでした。 イノダコーヒはまたの機会に〜。


身近な山というかんじ。ちなみに神戸はルミナリエですごい人出でした(T_T)。


めも

参考図書
雨のち晴れて、山日和』 唐仁原 教久(山と溪谷社)
この本で紹介されているのは山科発で銀閣寺に下りるコース。他にも北海道から九州まで、まったり系山歩きが紹介されている。お土産ものなどのイラストもかわいい。旅+のんびり歩きの参考に。


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